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2022年

 

● スポットライト論文に選出

当研究室博士課程学生の隋 遇安 (Sui Yu-An) さんが発表した下記の論文が、Applied and Environmental Microbiology のArticles of Significant Interest in This Issueに選ばれました。

 

論文情報

Y. Sui, S. Kishino*, S. Maruyama, M. Ito, M. Muramatsu, S. Obata, J. Ogawa*. *Corresponding author

"Utilizing alcohol for alkane biosynthesis by introducing a fatty alcohol dehydrogenase." Appl Environ Microbiol, 88(23) e01264-22 (2022)

DOI No. <10.1128/aem.01264-22>


● 研究報告

12月23日に京都大学にて開催された生理化学研究ユニット 第12回シンポジウムにおいて小川 順 教授による研究報告『腸内細菌による食事成分の潜在生理機能発現』がありました。


● 学会発表

12月16日に福岡市にて開催された2022年度第4回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会において、当研究室の学生2名による下記の発表がありました。

  • ラビリンチュラによる発酵植物残渣を活用したオメガ3脂肪酸生産系の検討
  • ラビリンチュラ類による植物残渣を活用したドコサヘキサエン酸 (DHA) 生産条件の最適化

● 学会発表

12月3日に福井県小浜市にて開催された第7回 ラビリンチュラシンポジウムにおいて、当研究室の学生2名による下記のポスター発表がありました。

  • P03:発酵植物残渣を活用したオーランチオキトリウムによるオメガ3脂肪酸生産の検討
  • P04:発酵脱脂大豆を活用したオーランチオキトリウムによるドコサヘキサエン酸 (DHA) 生産条件の検討

● 文化功労者に選出

当研究室先代教授の清水 昌 名誉教授が令和4年度の文化功労者に選出されました。

清水先生の研究内容等は、以下のページを参照下さい。

「新時代の産学官連携の構築」

・京都大学 外国向け広報誌  「楽友(Raku-Yu)No.2」 p.1 & p.2

未来開拓研究推進事業研究プロジェクト

21世紀COEプログラム


● 講演

11月19日に京都市にて開催された第469回 ビタミンB研究協議会において、小川 順 教授による講演『プロスタグランジンFの生産に向けた油糧糸状菌Mortierella alpinaの分子育種』がありました。


● 講演

11月15日にWebにて開催されたバイオ共創コンソーシアム第3回会議 「食の活性化と保存」において、小川 順 教授による講演『微生物機能による食の活性化』がありました。


● 学会発表

11月10日に名古屋市にて開催された第95回 日本生化学会大会において、当研究室に関連するポスター発表『2P-339:多価不飽和脂肪酸乳酸菌代謝産物10-oxo-cis-12-octadecenoic acid(KetoA)の疲弊化CD8+T細胞への作用と抗腫瘍効果』がありました。


● 講演

11月7日に東京都とWebのハイブリッドにて開催された第70回 日本放線菌学会学術講演会において、小川 順 教授による講演『健やかで持続的な循環型社会を支える微生物機能の探索と開発』がありました。


● ポスター発表

10月27日に京都大学にて開催された大学院教育支援機構奨励研究員及びフェローシップ受給者によるポスター発表会・研究交流会において、当研究室博士後期課程の水谷 拓さんによるポスター発表『微生物酵素によるS-置換システインスルフォキシド類のワンポット合成』がありました。


● 講演

10月21日にWebにて開催されたRoadmap to 2050 カーボン・ニュートラル推進連続セミナー 第10回「微生物・藻類の生物機能を活用したグリーンイノベーション」において、小川 順 教授による講演『カーボン・ニュートラルを加速するバイオファースト社会の構築に向けた微生物機能開発』がありました。


● 学会発表

10月17-20日にWebにて開催された第74回 日本生物工学会大会において、当研究室に関連する下記の発表がありました。

また博士課程の水谷 拓さんの講演(3A01-04)がトピックス集に選出されました。

  • 2C03-02 : ラビリンチュラ類による植物残渣を活用したドコサヘキサエン酸 (DHA) 生産系の開発
  • 3A01-04 : 微生物酵素反応による新たな有用S-置換システインスルフォキシド供給経路の構築

● 講演

10月13日に東京都江東区にて開催された第1回 SAC 研究会研究集会において、当研究室博士後期課程の水谷 拓さんによる講演『S-allyl-L-cysteineの合成に有用な微生物酵素の探索』がありました。


● 講演

10月12-14日に神奈川県横浜市にて開催されたBioJapan 2022において、小川 順 教授による下記の講演がありました。

  • スポンサーセミナー(Noster株式会社主催) : 腸内細菌と腸管リピドミクス −ポストバイオティクスHYAの開発を軸に−
  • 主催者セミナー : Food Bio Plus −バイオ+から広がる新食産業が拓く人・社会・地球の健康−
  • 主催者セミナー : バイオファースト社会を実現する微生物機能開発とデータ駆動型統合バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の構築

● 講演

10月6日に大阪府摂津市とWebのハイブリッドにて開催された健都イノベーションパーク交流セミナー 京大発イノベーションを探る @健都「食と微生物の相互作用研究が導く、オーダーメイド健康社会 〜腸内細菌代謝物「ポストバイオティクス」の共同研究が開く未来〜」のトークセッションにおいて小川 順 教授が講演し、パネルディスカッションに岸野重信 准教授が登壇しました。


● 学会発表

9月30日-10月1日に富山県射水市にて開催されたActive Enzyme Molecule 2022において、当研究室の協力教員である原 良太郎 特定准教授 (産業微生物学講座)による講演『OS1-02:Identification and characterization of microbial proline hydroxylases for regio- and stereo-selective synthesis of hydroxyproline isomers』と、同じく協力教員の竹内道樹 特定助教 (産業微生物学講座)によるポスター発表『Characterization of glycosyltransferase from Rhizobium pusense useful for regioselective production of resveratrol 4′-O-α-D-glucoside』がありました。

また当研究室の学生による3題のポスター発表があり、博士課程の水谷 拓さん(ポスターNo. P-16)がポスター賞を受賞しました。

  • P-13 : Evaluation of auxotrophy of Escherichia coli disrupted ribonucleotide reductase genes and functional verification of the novel dNS synthetic pathway
  • P-16 : One-pot synthesis of S-substituted cysteine sulfoxides by microbial enzymes
  • P-22 : Screening and characterization of a fatty alcohol-oxidizing enzyme for microbial alkane production

● 講演

9月16日にWebにて開催されたビフィズス菌研究会 2022年度 第3回シンポジウムにおいて、岸野重信 准教授による講演『腸内細菌が産生する“第四世代”脂質メディエーターについて』がありました。


● 学会発表

9月9日にWebにて開催された植物微生物研究会 第31回研究交流会において、当研究室に関連するポスター発表『P21:ダイズ根圏細菌Variovorax sp. におけるイソフラボン分解に関与する遺伝子の同定』がありました。


● 講演

9月2日にWebにて開催されたJOCS-AOCS Joint Meetingにおいて、小川 順 教授による講演『Microbial metabolism as a basis for functional lipid development』がありました。


● 講演

9月2日に岡山県津山市にて開催された第468回 ビタミンB研究協議会において、小川 順 教授による講演『常温下での EPA 生産に有用なω3/Δ17不飽和化酵素の探索と解析』がありました。


● 講演

7月24日に福岡県久留米市にて開催された第54回 日本動脈硬化学会総会・学術集会の合同シンポジウム2(日本血管生物医学会)「脂質代謝と炎症のクロストーク」において、岸野重信 准教授による講演『腸内細菌が作る “ 第四世代 ” 脂質メディエーターについて』がありました。


● 講演

7月7日に東京にて開催された第26回 腸内細菌学会学術集会において、小川 順 教授による講演『マイクロバイオームの代謝機能を介した食品成分の潜在生理機能発現』がありました。


● 講演

6月23日に京都市とWebのハイブリッドにて開催された2022年度 第1回 生活習慣病予防のための機能性食品開発に関する研究会において、小川 順 教授による講演『食と微生物と健康』がありました。


● アカデミックマルシェ出展

6月18・19日にロームシアター京都にて開催された京都大学創立125周年記念行事のひとつ、アカデミックマルシェ(6月18日(土)12:00 〜 18:30)に当研究室も出展しました。


● 講演

5月26日にアメリカにて開催されたEnzyme Engineering XXVIにおいて、小川 順 教授による講演『Memories of late professor HIDEAKI YAMADA, a giant in enzyme engineering, and successive activities stemmed from his philosophy』と岸野重信 准教授による講演『Basics and applications of gut bacterial lipid-metabolizing enzymes -a tribute to the late professor HIDEAKI YAMADA-』がありました。


● 学会発表

4月22日に京都市とWebのハイブリッドにて開催された酵素工学研究会第87回講演会において、当研究室に関連する7題のポスター発表がありました。

  • B-1 : アルカン燃料生産へ向けた脂肪族アルコールを酸化する酵素の探索及び機能解析
  • B-2 : 脂肪族アルコール脱水素酵素を用いたバイオアルカン生産効率の向上について
  • B-3 : ラビリンチュラ類による 植物残渣を活用した オメガ 3脂肪酸生産の検討
  • B-4 : 新規外来ω3不飽和化酵素遺伝子を活用したMortierella alpinaの分子育種株によるEPA生産
  • B-7 : 有用S-置換システインスルフォキシドの合成に向けた複合酵素系の構築
  • B-10 : デオキシリボヌクレオチド生合成経路遺伝子を破壊し代替経路を導入した大腸菌によるデオキシリボヌクレオシド生産の検討
  • B-12 : Construction of a microbial consortium and evaluation of its activities on ammonification and nitrification of organic nitrogen

● 講演

4月9日にWebにて開催された日本リポニュートリション協会 Zoomセミナーにおいて、岸野重信 准教授による講演『腸内細菌が産生する“第四世代”脂質メディエーター』がありました。


● プレスリリース

当研究室の研究成果に関連する論文が2022年1月10日公開のMucosal Immunologyにオンライン掲載され、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所からプレスリリースされました。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

「腸内細菌により作られるオメガ3脂肪酸代謝物αKetoA(アルファケトエー)の抗炎症作用アレルギー性皮膚炎や糖尿病を抑制 〜食と健康をつなぐ腸内細菌の働きを解明 "ポストバイオティクス"〜」

 

論文情報

T. Nagatake, S. Kishino, E. Urano, H. Murakami, N. Kitamura, K. Konishi, H. Ohno, P. Tiwari, S. Morimoto, E. Node, J. Adachi, Y. Abe, J. Isoyama, K. Sawane, T. Honda, A. Inoue, A. Uwamizu, T. Matsuzaka, Y. Miyamoto, S. Hirata, A. Saika, Y. Shibata, K. Hosomi, A. Matsunaga, H. Shimano, M. Arita, J. Aoki, M. Oka, A. Matsutani, T. Tomonaga, K. Kabashima, M. Miyachi, Y. Yasutomi, J. Ogawa, J. Kunisawa.

"Intestinal microbe-dependent ω3 lipid metabolite αKetoA prevents inflammatory diseases in mice and cynomolgus macaques." Mucosal immunology, 15, 289-300 (2022).

DOI No. <10.1038/s41385-021-00477-5>


● 講演

3月26日に横浜市とWebのハイブリッドにて開催された第42回日本肥満学会・第39回日本肥満症治療学会学術集会のランチョンセミナー(Noster株式会社主催)において、小川 順 教授による講演『腸内細菌代謝物「ポストバイオティクス」 が導く抗肥満 〜HYA開発クロニクル〜』がありました。


● 講演

3月16日にWebにて開催された関西バイオものづくりフォーラム2022 -バイオ戦略の実現に向けて-において、小川 順 教授による講演『バイオファーストに向けたバイオ生産マネジメントシステムの構築』がありました。


● 学会発表

3月15-17日にWebにて開催された日本農芸化学会2022年度大会において、当研究室に関連する6題の発表がありました。

  • 2A05-01 : 創出土壌を対象としたX線CTによる土壌物理性解析の試み
  • 3B02-06 : デオキシリボヌクレオチド生合成経路遺伝子を破壊した大腸菌の生育評価と代替経路導入の検証
  • 3B09-01 : レスベラトロール位置選択的配糖化酵素の探索と機能解析
  • 3B09-02 : 第三級テルペンアルコールへの配糖化反応に関する研究
  • 4B09-05 : 微生物酵素を利用したS-置換システインスルフォキシドの立体選択的合成
  • 4C01-01 : ダイズ根圏でのイソフラボン分解に関与する遺伝子の同定

● 学会発表

3月15日にWebにて開催された電気化学会第89回大会において、当研究室の協力教員である産業微生物学講座の竹内道樹 特定助教による発表『1D11:藍染め染色液の電気化学的解析と微生物燃料電池への応用』がありました。


● 講演

2月28日にWebにて開催された「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 キックオフミーティングにおいて、小川 順 教授による講演『新食産業が牽引するhealthy earthとそれを支える微生物機能』がありました。

講演は一般財団法人 バイオインダストリー協会(JBA)のYouTubeチャンネルで公開されています。

詳しくはこちらをご覧ください → Channel JBA


● 学会発表

2月5日にWebにて開催された日本農芸化学会関西支部第519回講演会において、当研究室に関連する3題の発表がありました。

  • 3 : アルカン燃料生産へ向けた脂肪族アルコール酸化酵素の探索及び機能解析
  • 4 : 脂肪族アルコール脱水素酵素のバイオアルカン生産への応用
  • 20 : Utilization of fermented defatted soybean for polyunsaturated fatty acids production by Aurantiochytrium sp.

● 講演

2月4-5日・12-13日に京都大学主催の社会人向けプログラム「京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)」により開講された、特定分野に焦点を当てた京都大学ELP短期講座『食と農〜その思想と社会的課題、先端テクノロジーを学ぶ〜』において、小川 順 教授による講演『発酵醸造と食と腸内細菌 -微生物と食の関係性から未来の食を考える-』がありました。

また、当研究室の協力教員である藤田朋宏 特任教授(産官学連携本部「循環型バイオ事業開発研究部門」)による講演『技術開発と事業開発の関係 -技術を突き詰めるだけでは事業は生まれない-』がありました。


● 講演

1月21日にWebにて開催された第62回関西油化学講習会(油技術講座)において、岸野重信 准教授による講演『食事由来脂質の腸内細菌による代謝と代謝物の生理機能について』がありました。


● 論文賞受賞

昨年発表された当研究室に関連する下記の論文が、公益社団法人 電気化学会2022年度論文賞を受賞しました。

 

論文情報

Nakagawa, K., M. Takeuchi, M. Kikuchi, S. Kiyofuji, M. Kugo, T. Sakamoto, K. Kano, J. Ogawa, E. Sakuradani.

"Mechanistic Insights into Indigo Reduction in Indigo Fermentation: A Voltammetric Study." Electrochemistry, 89(1), 25-30 (2021)

DOI No. <10.5796/electrochemistry.20-00123>



 

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